形成外科・美容皮膚科
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シミ教えて!形成外科・美容皮膚科の淺岡先生

Q
シミとはなんですか?
A

皮膚の表層でメラニンという色素が増えて沈着したもののことです。

Q
どうしてできるのですか?
A

紫外線を浴びたり、強い炎症が起きたりすると、皮膚の内部でメラニンが生成されて細胞が傷つくのを守る役割をします。通常、作られたメラニンは、皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)により、皮膚表面に押し上げられて、古い細胞とともに剥がれ落ちます。

しかし、様々な原因でメラニンが過剰に作られたり、ターンオーバーのサイクルが乱れたりすると、剥がれ落ちなかったメラニンがそのまま残ってシミとなります。

Q
どのシミも同じものですか?
A

多くの方が気にする「シミ」は主に4週類あります。

A.日光性(老人性)色素斑:紫外線が原因でできるシミです。
B.炎症後色素沈着:炎症(ニキビ、虫刺され、湿疹、かぶれ、ケガ)などにより大量に分泌されたメラニンが沈着してできるシミです。
C.肝斑:女性ホルモンのバランスの乱れ、ストレス、紫外線の影響など様々な原因でできるシミです。刺激により悪化します。
D.そばかす:遺伝的な要素が強いと言われるシミです。幼少期から思春期にかけて出現し、夏場に濃くなることが多いと言われます。

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Q
自分で気をつけることでシミを薄くすることはできますか?
A

効果的にシミを薄くするには、レーザー治療や外用剤を使用した治療が必要となりますが、以下のことに気をつけることで薄くできるシミもあります。

夏場だけではなく、日頃から紫外線に当たらないよう、日焼け止めを塗る、日傘やサングラス、アームカバーなどを使用することをお勧めします。
皮膚を保湿することで、バリア機能を保つことができるため、季節を問わず、保湿剤を使用して良い状態を保つことも重要です。
規則正しい生活、バランスの良い食事、ご自身に合うストレス解消法を上手に利用することもお勧めです。

Q
レーザーで取れますか?
A

日光性色素斑はQスイッチレーザー治療により、目立たなくすることができます。

Q
1回の治療で取れますか?完全に消えますか?
A

個人差はありますが、最終的には薄化粧で目立たない状態にできることが多いです。顔面の日光性色素斑は1回の治療で目立たくなる場合が多いです。

Q

以前他のクリニックで治療をしたのですが、また治療をすることはできますか?

A

お受けになった治療内容により、すぐに当院で治療が可能な場合と、期間を空けての治療をお勧めする場合があります。詳しくは診察の際にご説明いたします。

Q
レーザー以外の治療法はありますか?飲み薬が効くものもあるようですが?
A

当院ではQスイッチレーザー治療のほかに、トレチノイン、ハイドロキノンなどの外用剤を用いた治療及びビタミンCやトラネキサム酸の内服治療をご用意しております。

飲み薬を併用することで治療効果が上がる場合があります。詳細は診察の際にご説明いたします。

Q
健康保険の適応になりますか?
A

生まれつきのアザ、炎症後色素沈着に対する治療の一部には健康保険の適応となるものもありますが、原則的には健康保険の適応外の治療となります。

Q
またシミが出ないようにするにはどうしたら良いですか?
A

紫外線対策(日焼け止めの外用、日傘、サングラス、アームカバー、ストールなどの着用)の徹底、皮膚を強く擦るなどの刺激を避ける、日頃から保湿を心掛けることをお勧めしています。

Q
夏が終わったらシミが濃くなった気がします。どうしてですか?
A

紫外線には主に、皮膚表面に作用して日焼けの原因となるUV-Bと、皮膚の深部に作用してシワ、たるみなどの皮膚の老化をもたらすUV-Aがあります。

UV-Bは日本では5月頃から9月にかけて地上に多く降り注ぎます。この時期は特に日焼けをしやすい時期、と考えられます。UV-Aは1年中、天候に関係なく地上に降り注いでいます。

UV-Bにより皮膚内部で増加したメラニンは、表面に押し上げられてターンオーバーにより脱落します。秋頃には、皮膚表面にメラニンが増加するため、皮膚の色調がくすんで見えます。さらに脱落できなかったメラニンがシミとして目立ちやすくなります。