子宮頸がん検診 6,600円(税込)
世田谷女性のクリニックで受けられる子宮がん検診は、任意型検診です。
市区検診は行なっておりません。
- 検査内容:子宮頸部細胞診および経膣超音波検査
子宮がんについて
子宮がんには、子宮の出口(子宮頸部)にできる子宮頸がんと、子宮の奥(子宮内膜)にできる子宮体がんがあります。
子宮がんのうち7割をしめる子宮頸がんは、若い方にもみられます。以前は発症のピークが40歳代でしたが、最近は若い女性に増えてきており、30歳代後半が発症のピークとされています。性交を介して接触するヒトパピローマウイルスが原因となることが多いですが、このウイルスが関係しない子宮頸部腺癌もあり注意が必要です。
なお、子宮体がんは閉経後に増えてくる癌です。原因は明らかではありませんが、月経不順や肥満はリスクのひとつです。子宮体がん検診は、子宮の奥(内膜)に器具を挿入する必要があり、まれに子宮内感染や穿孔の合併症が生じることがありますので、当院では、診察の上で必要な方のみ検査を行なっております。
子宮頸部細胞診
子宮の入り口をブラシで擦って細胞をあつめ、がん細胞や、がんと正常の間の細胞(異形細胞)をみつける検査が、子宮頸部細胞診です。
経膣超音波検査
経膣超音波検査では、まず、子宮内膜の状態(異常な厚みがないか)を確認し、ついで、卵巣に腫大がないか確認します。これにより、子宮体がんと卵巣がんの疑いがないか調べますが、同時に、子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科疾患をスクリーニングすることもできます。
子宮頸がんの検診を受けましょう
子宮頸がん検診をうけることで、その他の婦人科疾患の発見につながることがありますので、症状がなくても、若い方から閉経後の方まで、最低2年に1度はがん検診を受けることをおすすめします。また、かかりつけの婦人科でがん検診をうけることで、体調や生理の相談なども合わせて可能です。
なお、当院は精密検査実施機関ではありませんので、細胞診に異常がみられ、追加の検査が必要な場合は、他院に紹介させていただきますのであらかじめご了承ください。