- Q
- 子宮体がん検診は希望すればできますか?
- A
-
子宮体がんの検査は、子宮内膜の細胞をとるため子宮内に器具を挿入する必要があり、まれに感染や穿孔の合併症が発生します。そのため必要な方のみ、診察の上で検査を行います。具体的には、不正出血がみられたり、超音波検査で子宮内膜に厚みがある場合に検査を検討します。
- Q
- どんなことをする検査ですか?
- A
-
内診台で膣からの検査となり、およそ1.5センチ径の器具を使用します。子宮の出口の観察、ブラシによる細胞の採取、経膣超音波検査による子宮内膜と卵巣の観察を行います。子宮筋腫や内膜症の確認も同時に行います。
- Q
- どんな服装で行ったら良いですか?
- A
-
着脱しやすい服が好ましく、スカートで来院されると羞恥心が軽減されるようです。
- Q
- 所要時間はどれくらいですか?
- A
-
内診台で検査を受けている時間は数分です。院内滞在時間は20分ほどを予定してください。
- Q
- 生理中でも受けられますか?
- A
-
検査精度や衛生上の観点から生理以外で検診を受けてください。ただし、不正出血の症状により、出血を避けて受診できない方については、十分な配慮の上で検査しますので、心配なさらず受診してください。
- Q
- 区の検診はうけられますか?
- A
-
当院は市区検診を行っておりません。自主的に受けられる任意型検診として、子宮頸部細胞診と経膣超音波検査による自費検診を行っております。
- Q
- 子宮頸がん検診で再検査となりました。こちらで受けられますか?
- A
-
子宮頸がん検診の再検査として、ヒトパピローマウイルスの検査や、組織検査が必要となりますが、当院では検査をすることができません。他の医療機関を受診してください。必要な再検査の内容がわからない場合は、一度ご相談ください。
- Q
- 性行未経験の場合子宮がん検診は必要ですか?
- A
-
子宮頸がんの9割ほどが性交によって伝播するヒトパピローマウイルスが原因とされています。通常の子宮がん検診は必要ありませんが、不正出血などの症状がある場合は診察を受けて相談しておくとよいでしょう。