形成外科・美容皮膚科
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ニキビ治療形成外科・美容皮膚科(自費診療)

ニキビの治療について

皮脂の分泌が増加し、毛穴の詰まりが生じると、面靤(めんぽう、俗に言う白ニキビ、黒ニキビ)が出現します。炎症を起こすと赤ニキビになります。

抗菌剤の外用、内服、毛穴の詰まりを改善させる外用剤を使用し、なるべく早く詰まりや炎症を取り除くことで、できるだけ痕を残さないよう治療が行われています。

保険治療で改善が芳しくない場合や、治療薬の刺激症状で外用が難しい場合は、健康保険の適応外とはなりますが、ピーリング石鹸の使用、ケミカルピーリング、スピロノラクトン内服、アクネトレント(ビタミンAの誘導体)の内服などが行われます。

当院ではケミカルピーリング、スピロノラクトン内服を行なっています。

ニキビ

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、フルーツ酸などの酸を使用して、皮膚表面及び毛穴部分の角質を剥離し、皮膚のターンオーバー(生まれ変わり)を促進させるトリートメントです。ニキビ、毛穴のつまり、毛孔開大、ザラザラした肌質の改善、くすみの改善に対し効果的です。

スピロノラクトン内服

抗生剤の内服、外用や抗ニキビ薬(ディフェリンゲル・ベピオゲルなど)の外用を行っても改善しない、女性のニキビに対しては、男性ホルモンの分泌を抑制し、過剰な皮脂の分泌を抑える作用のある、スピロノラクトンの内服を行うこともできます。

スピロノラクトンは高血圧やむくみ、原発性アルドステロン症の治療に対する内服薬として、厚生労働省に承認されています。ニキビに対しては未承認のため、自費診療となりますが、安全性の高い治療です。
保険診療でニキビ治療を行っても一定の効果が得られない重度のニキビに対しては、スピロノラクトンの内服も選択肢の一つと考えます。

1日100mgの内服から治療を開始し、2、3カ月継続します。経過に応じて内服量を調整します。治療開始後は一時的にニキビが悪化することもあります。内服をやめると個人差はありますが、60%程度再発が見られます。このため、保険診療を併用しながらニキビができにくい状態が維持することを目標とします。
不正出血、皮膚の乾燥が起こる可能性があります。稀に血中のカリウム濃度が高くなったり、腎機能障害を来したりする場合があるため、定期的に血液検査を行います。

以下の場合はスピロノラクトンの内服はできません。

  1. 妊娠中・授乳中
  2. 腎機能障害・肝機能障害を指摘されている
  3. 高カリウム血症を指摘されている
  4. 副腎不全(アジソン病)である
  5. タクロリムス(プログラフ™)・ミトタン(オペプリム™)、エプレレノン(セララ™)を飲んでいる
  6. スピロノラクトンにアレルギーがある
  7. 心疾患・脳血管障害がある
  8. 男性
  9. 診断が確定していない性器出血がある
  10. 減塩治療中である

起こりうるリスク

比較的頻度の高い副作用:

時々見られる副作用:

※4週間以内に出ることが多いです

稀に見られる副作用:

の報告があります

定期的に血液検査を行って副作用の出現の有無を確認します。ご心配な症状がある場合は内服を中止し、早めにご連絡ください。

※スピロノラクトンは医薬品医療機器等法にて『高血圧症、浮腫など』の効能・効果で承認されています。しかしながらニキビ治療に対する使用については、国内で承認されていません。承認されている効能・効果および用法・容量が異なります。

※スピロノラクトンは国内の医薬品卸業者より国内承認薬を購入しています。

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